人生（犬生）初。 不思議。

今朝も、コロちゃん、自分から、緑道まで行きました。

それが、今朝は、いつになく長い時間、臭いを嗅いだりして、そのあたりに居続けました。
と言っても、３-４分ですけど。
しかし、今までは、用を足したらとっとと戻ってきてしまっていたので、大進歩です。

ところが、、、コロちゃん、今日は、何かが違っていました。
もう一度、出かけていったのです。

さかんに、臭いを嗅ぎ嗅ぎ、迷うことなく、自分から進んでいきました。

右折して、太陽の光をいっぱいに浴びて、

しばらく進んだところで、自分から、自分の残してきた臭いを追って、

なんの迷いもなく、戻ってきたのです。

水をうまそうに、ゴクゴク。

しばらく、ほてりを冷やして、帰りました。。。

･･･きっと、これが、コロちゃんの今までの９年半の人生の中で、初めての、自発的なお散歩といえるものでしょう。

航空公園に行っていた頃は、それなりに気ままなお散歩をしてもらいましたが、家からの、はじめから最後まで、というのは。
往復で、２百数十メートルですが、ひとに指図もされず、引っ張って連れて行かれることもなく、自分のペースで、行きたい方へ、そして自分で帰宅する。
生涯で初の経験だったことでしょう。

おめでとう ！
コロちゃんの自主性を真っ先に尊重して付き合ってきたのは、間違っていなかった。
とっても、うれしいよ、コロちゃん。

それにしても、コロちゃんの、今の、気持ちを、知りたい。

･･･オクサンは、ラッキーが先導してくれてたんじゃないの?、なんて言ってたけど。｡｡

そういえば、、、今、思い出した　!




最近は、散歩では、ラッキーは・オクサン、ピッピが・僕、っていうのがお決まりになっていました。
そういえば、一度、ピッピがオクサンと先に帰って、僕がラッキーと続きの散歩をしたことがありました。


そのときの経路、今朝のコロちゃんの経路と、まったくおんなじだ !
そのとき、ラッキーがうんちして戻ってきたその場所で、コロちゃんも今朝、Uターンしてきた。


たしか、ラッキーが倒れる前だったから、３～４週間前のことだったと思う。
（それが、僕とラッキー２人での、最後のお散歩だったんだ。）
そのあと、ラッキーも毎日散歩していたんだから、臭いを追いかけていたとも考えられないし。。。




不思議。

ほんと、コロちゃんに、聞いてみたい。

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みんな、少し、元気が出てきましたよ。

コロちゃん、ラッキーが居なくなったことの動揺が、すこし治まってきたみたいで、２３日から、毎朝、緑道へ行って用を足してこれるようになりました。

でも、庭に戻っても、家に入ろうとせず、玄関や道路の方へ行っては、きょろきょろ。
何度も何度も繰り返すのでした。

そうして、今度は、寝そべって、道路の方を見続けています。
「ねえ、帰ろうよ～」と誘っても、踏ん張ってしまいます。。。

ピッピの方は、ラッキーが亡くなったあとに、何度か、臭いを嗅いだりして、理解していたようです。
それでも、しばらくは、散歩の足取りも重かったのですが、この３-４日まえから、しっぽも上がって普段通りになったようです。

コロちゃんは、ラッキーの亡きがらに、なんの反応もしませんでした。
わからないまま、どこかに行って帰ってこないなあ、って思っているのかもしれません。

コロちゃん、うちに来て、４ヶ月ちょっと。
ラッキーとそんなに親しげな関係に思えなかったけれど、じつは、コロちゃん、ラッキーのこと、親しい関係だと思っていたのかもしれません。
ピッピがうちに来るより数年前からの知り合い同士。
そういえば、コロちゃんとは、ラッキーの初対面の時から、吠えて怖がることもなく近くにいられる貴重な関係だったですから。

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星空

夜中3時。

コロちゃんのお腹が、グルグル鳴り続けて、うろうろしているのに気がつきました。
コロちゃんも、ラッキーが居なくなって、なんか、変です。
ピッピにしても、しっぽが下がり気味で、寂しそうにしています。
コロちゃん、夕方の庭散歩のおしっこにも行こうとせず、昨日は、夕ご飯も食べませんでした。
なので、下痢にでもなってたら可哀想なので、庭に出してあげました。
下痢どころか、いいうんちして、猛然と草を食べはじめました。
でも、ごはんをあげても、食べません。
45分も、庭でうろうろし続けて、戻りました。

･･･その間、狭い庭から見上げた、夜の空のほんの一角。
星空を見たのは、何ヶ月ぶりでしょう。
眼鏡をかけていなくても、美しく、見えました。
カシオペア座が見えました。
明るい星も2つ。
星雲らしきのも。
どうやら、アンドロメダ銀河みたいです。
なんか、吸い込まれるような、見つめられているような､気持ちになりました。。。

ラッキー、ありがとう。

8月17日17時50分、ラッキーが、亡くなりました。

・・・・・・・・・

５日連続で、

コロちゃん、２０日から２４日まで（１８日も）連続で、毎日、朝、自分から、緑道まで行って、用を足して、帰ってきました。
（なぜか、夕方は、行きません。）
ラキピピが先に行っていても、そうでなくても。


「自主的に」「自発的に」出来るようになったのは、コロちゃんにとって、大きな成果です。


たいへんな恐がりのコロちゃんは、できれば散歩には行きたくないんです。
前の家でも、散歩で、この緑道に出て行くまで毎回、力づくで引っ張っていかなければ、散歩が始められなかったのでした。
歩き始めても、角角で家の方に曲がろうと踏ん張り、そのつど、引っ張って、なんとか、歩いてもらっていたのでした。
そんなコロちゃんにとって不本意な散歩に、９歳まで、我慢して、付き合っていたのでした。
もちろん、飼い主さんとしては、なんとか散歩に毎日連れて行ってあげなければ、という、優しい使命感の結果なのですが。


うちでは、コロちゃんのその時々の気持ちを第一に尊重して、今まで、付き合ってきました。
「庭コロ」（･･･庭だけの散歩）で、コロちゃんの気が済めば、それだけにしてみたり、ちょっと前までは、車に乗りたいようなら、航空公園まで行ってあげたり。


一番のコロちゃんの課題は、ご近所の散歩です。
どういう経験があって、出来なくなってしまったのか、原因はわかりません。
なので、「自主的に」行く気になってくれたことは、大きな成果なのです。
自分の庭より外で用を足したいからなのか、元々人もワンコも好きなコロちゃんなので挨拶をしたいのか、なぜなのか。
怖さを払拭するだけのなにか強い欲求が出てきたのでしょうか。

びくびく

こわごわ

草を食べたり

恐る恐る

戻るのはいつも早足。

でも、門の中にはすぐには入らず、しばらくうろうろして、踏ん切りが付いたら、さっと駆け込みます。

･･･ホント、コロちゃんとの毎日は、面白いし、楽しい。

じゃあ、またね～

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